ジッターなしで:持続するスタミナと頭の冴えのためのサナギタケ(Cordyceps militaris)
コルジセピンの落とし穴:すぐに分解される
コルジセピン(3'-デオキシアデノシン)は、Cordyceps militaris(サナギタケ)を特徴づける成分ですが、もともと抱えている問題があります。体内ではアデノシンデアミナーゼという酵素によってすぐに分解されるため、分解されないまま組織に届く量が限られるのです。これは宣伝上の細かい話ではなく、実際の生体利用率の課題です。
抽出方法が重要な理由
コルジセピンの含有量は、キノコの育て方や加工方法に大きく左右され、しかも分解されるため、抽出と製剤は単なるミリグラム数と同じくらい重要です。熱水抽出ではβ-グルカンが取り出されますが、コルジセピンと多糖類を合わせた全体像は工程によって変わります。実際に何を抽出し、規格化したのかが書かれていなければ、製品に表示された重量からわかることはわずかです。
届いたコルジセピンは何をするのか
吸収されたコルジセピンは、アデノシンに似た物質として、細胞のエネルギー感知の経路であるAMPKに影響を与えると考えられています(cordycepin AMPK mechanism)。これは代謝の仕組みであり、すぐに効く刺激ではなく、コルディセプスのパフォーマンス試験で見られる、ゆるやかで持続的な効果と一致します。詳しくはコルディセプスとカフェインの比較記事で取り上げています。
実際のポイント
コルディセプスをミリグラム数だけで選ばないでください。コルジセピンやβ-グルカンの含有量が明記された、よく抽出された子実体製品の少量のほうが、表示があいまいな製品の多量よりも多くの有効成分を届けられることがあります。大きな切りのよい数字より、規格化と誠実な表示のほうが大切です。
よくある質問
コルジセピンの含有量は、なぜ用量の大きさだけでは決まらないのですか?
コルジセピンはアデノシンデアミナーゼによってすぐに分解されるため、抽出、製剤、規格化によって決まる生体利用率が、ミリグラム数と同じくらい重要だからです。
良いコルディセプスのラベルには何が書かれているべきですか?
原料が子実体であることと、規格化されたβ-グルカン(できればコルジセピンも)の含有量です。総重量やあいまいな「多糖類」の数字だけでは不十分です。
まとめ
コルジセピンはすぐに分解されるため、実際に得られる量は抽出と規格化で決まります。ミリグラム数だけでは判断を誤ります。コルディセプスの概要記事もご覧ください。製品:Cordyceps militaris カプセル。
著者について
執筆・監修:Amanita StoreのViktor。